大豆の未熟豆を野菜として食べるのがえだまめ。
緑色の品種が主流ですが、茶色みを帯びた茶豆の品種は地方野菜として需要があります。山形のだだちゃ豆が有名です。
初心者の方でもプランターなどで栽培出来る育てやすい野菜です。
枝豆の基本情報
栄養・効果
水分は多いですが、成分は大豆に由来する良質なたんぱく質・脂質を含みます。
食物繊維やカロテン・ビタミンC・ビタミンB1なども多く含み、野菜としての栄養価も高いのが特徴です。
ビタミンCにおいては、枝豆を一掴みくらい食べれば一日に必要なビタミンCの約半分を取ることができます。
ダイズサポニンやイソフラボンも含まれていて、それらは血中脂質を低減させ、コレステロール値の上昇を抑制す働きがあることが明らかになっています。
このことから、二日酔いを和らげたり脂肪肝予防に効果的な野菜と言えます。
『ビールのおつまみに枝豆』は健康面でも理にかなっていると言えますね!
選び方
ホームセンターなどで、苗を購入する場合、枝付きのもので、うぶ毛が濃く、さやがふっくらしているものを選びます。
1さやに3粒入っているものが良品の目印です。
初心者の方でも種から簡単に栽培する事も可能です。
土作り・植え付け
畝高20cm、株間30cm間隔で一箇所3~4粒程度の種を撒きます。
発芽後、本葉2枚になったら、1株2本立ちにに間引きを行います。
背丈が20㎝程度になった頃、軽く土寄せをし、転倒しないようにしてください。
育て方~収穫
実がつき始めてから乾燥させてしまうと、スカスカになってしまうので、開花~実がつきだした頃は、水をたっぷりとあげて下さい。
この管理を怠ると、失敗します。
また、収穫期が1週間程度と特に短いので、実になって来た頃から毎日チェックを怠らないように気をつけて下さい。
保存方法
枝付きのものももぎさやにしたものも、ポリ袋に入れて冷蔵保存をします。
高温におくと呼吸が高いため、うまみや甘味の成分が急減するので、収穫後はできるだけ早く冷蔵しましょう。
さっと茹でて冷凍保存も可能です。
下処理
さやを枝からキッチンバサミで切り離してください。洗って塩でもんでから熱湯に入れて3~5分茹でます(5分以上茹でるとアミノ酸が流出しやすくなります)。
茹で上がったらざるにあけて冷ます。洗ったり冷水にとったりしない。
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