さつまいもは、痩せた土でも栽培がしやすく、野菜の中で最も暑さにも乾燥にも強いので、初心者の方にもオススメの野菜です。
水はけと通気性、コガネムシの幼虫に注意すれば、大きな芋が収穫できますよ!
さつまいもは、ビタミンE・C、食物繊維が多く含まれているので、便秘解消や高血圧の予防にも良いとされています。
さつまいも基本情報
- 難易度:中
- PH:5.0~6.0
- 植え付け時期:3月下旬~4月上旬頃
- 収穫時期:9月下旬~12月下旬頃
- 連作障害:連作可能
- 品種:紅あずまがお勧め
土作り
さつまいもは、酸性土壌でも元気に育つので、石灰などの必要はありません。
植え付けの1週刊前までに、1平米当たり3L程度の腐葉土と100gの有機配合肥料をよく混ぜて耕ししておきます。
植え付け
畝高は40cm、株間30cm間隔で、苗を植えます。
苗は、病気予防の為、50度程のお湯に40分程度つかしておき、植え付ける前にツルの切り口を水に浸けておくと、根付きがよくなります。
植え付けは、苗を斜め45度に植え付けるのがポイントです。苗の3~4節を埋めて土をかぶせます。
成長
根付けばすぐに、ツルが伸びてきます。大きな芋を育てたい場合は、あまり多くツルが出ないようにします。
植え付け後は、根本に軽く土寄せをしてあげます。
夏になると、生育が旺盛になるので、伸びたツルを裏返しにしてあげ
追肥
定植後、2ヶ月程度で、化成肥料40g/m²追肥を行います。窒素分が多いと、ツルボケしますので、肥料のやりすぎには注意して下さい。
収穫
9月頃から、収穫が可能になります。試しほりをして、大きさを確認してから収穫を行います。
寒くなる前に収穫しし、収穫後は、2週間ほど追熟する事で、デンプンが糖に変わり甘くて美味しくなります。
育て方のポイント
チッ素のやりすぎに注意
サツマイモは痩せた土でもよく育つ作物です。
その為チッ素が多い肥料には敏感で、チッ素が多すぎるとツルだけが旺盛に伸びてしまい、根への養分が行われなくなります。その結果痩せたサツマイモに育ってしまう事があります。
前作で、たくさん肥料を使った場合など、は無肥料で栽培し、葉の色が悪いようであれば、少量の追肥を行う程度で問題ありません。
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