トウモロコシ

トウモロコシ

世界的には穀物としての生産が最も多いトウモロコシ。世界三大穀物(米・麦・トウモロコシ)の一つなのです。日本で食用とされているのはスイートコーンがほとんど。
茹でた甘いトウモロコシは子供のおやつに最適です!

  • 難易度:中
  • 最適pH:pH6.0~6.5
  • 種まき時期:4月下旬~5月上旬
  • 収穫時期:7月下旬~8月上旬
  • 連作障害:1年
トウモロコシの育て方

土作り

高温で日光を好むため、日当たりの良い場所を選びましょう。
畑1㎡あたり100gの苦土石灰、堆肥2Kg、化成肥料100gをまいてよく耕す。
種まきの1週間前までには済ませておきましょう。

畝作りとマルチング

畝(うね)と呼ばれる小山を作り水はけの良い環境を作ります。
高さ10cm、幅は70~80cm。
保湿と雑草防止のために、マルチングする。

種まき

異なる品種同士で受粉しないよう、同じ品種の種をまきましょう。
マルチに30cm間隔に穴を空け、それぞれの穴に指先で1cm程くぼみを作ります。
作ったくぼにに種を3粒ずつ巻いたらまわりの土を寄せてかぶせ、手で軽く押さえましょう。
そしたらたっぷり水やりを!

間引き

間引きは二度行います。最終的にマルチの穴の中に一番生育の良い苗を1本残すようにします。

①まず、本葉が2枚・草丈10cmの頃、間引いてマルチ穴1ヶ所2本にする。

②本葉が4~5枚・草丈30cmの頃、間引いてマルチ穴1ヶ所1本にする。

いずれも、生育の悪いものや葉や茎に傷があるものを選び取り除きます。
2回目の間引きは、根元をハサミで切り取りましょう。

追肥

追肥は合計3回施します。

間引きが完了したら1回目追肥を行います。
化成肥料30g(一握り程度)を株元にまきましょう。

種まきから1ヶ月後に2回目の追肥です。
1回目と同様に、化成肥料30gを株元にまきましょう。

2回目の追肥から約1ヶ月後、穂先が出てきたら3回目の追肥です。
この時も1回目と同様に、化成肥料30gを株元にまきましょう。

株元から小さい芽が出ている場合は【不定根】と呼ばれ、株元が不安定な為倒れないようにと根が分岐する場合があります。
そのような場合は株元に土を小高く寄せて補強するようにします。
追肥の際にチェックしましょう。

人工授粉

トウモロコシの受粉は自然に任せることが多いですが、人工授粉させることで確実な収穫につながるのでできれば人工授粉させましょう。

茎の先にできる稲穂のようなものを雄穂(おすほ)
トウモロコシの実のことを雌穂(めすほ)と言います。

雌穂の先の毛(いわゆるトウモロコシのヒゲ)が出たら、雄穂の下を手でたたいて雄穂にある花粉を雌穂のヒゲ部分に落として受粉させます。
雄穂の一部分を摘み取って直接ヒゲ部分につけて受粉させても良いでしょう。

雌穂の整理

生育が良いと一株から2、3本のトウモロコシ(雌穂)が収穫できますが、基本的には、1株で1本のトウモロコシの収穫です。
一番大きなトウモロコシだけを残し、残りの余分なトウモロコシは、ちょっともったいないですが‥折り取ってしまいます。
取り除いた雌穂は、茹でてヤングコーンとしていただきましょう。

収穫

トウモロコシの先の毛が茶色く枯れてきたら収穫です。
トウモロコシ全体を手で握って先の方まで膨らんで十分実っているか確かめましょう。
手で掴んで手前に折りもぎ取るように収穫します。

美味しいトウモロコシ栽培のポイント

トウモロコシの花は、雄雌が同じ株につきます。
生育が進むとまず、雄穂が先に伸びて開花し、その数日後の雌穂の錦糸が伸びてきて上からの授粉を受けて受粉が行われます。
この受粉が完全に行われないと実入りがバラバラになってしまいます。
完全な受粉が行われる為には極端な寒さや乾燥をさける事が肝心です。

雌花の錦糸は、10日以上も受精能力を持っていますが、雄花から出される花粉は24時間で発芽能力を失ってしまうので、低温や乾燥で発育が止まると雌花の開花が遅れ、受粉出来る期間が短くなってしまいます。

受粉の確率を上げる為には、1カ所に10株以上を複数列にまとめて栽培をする事で、それぞれの実付きがよくなります。

害虫

害虫は見つけ次第捕殺です。

  • アブラムシ
  • アワノメイガ

アワノメイガは葉の裏に卵を産みつけ、ふ化後の幼虫が葉や雌穂に侵入して食い荒らす最悪な害虫です。卵が産み付けられていないか、おがくずの様な糞がないかチェックしましょう。

トウモロコシのおいしい茹で方

収穫したトウモロコシをよりおいしく食べるために…!
トウモロコシの皮は調理する直前に剥ぎましょう。
トウモロコシはヒゲから呼吸してます。
ヒゲと皮を剥いでしまうとトウモロコシの呼吸が止まり水分が逃げて衰退してしまいます。

  • 鍋で茹でる

 1.鍋にトウモロコシとひたひたの水を入れて火をつける。

 2.グツグツと沸騰したらそこから3分計って茹でる。

 3.トウモロコシを鍋から取り出し、ラップに包んで粗熱を取る。

塩を加える作り方もありますが、せっかくなのでトウモロコシ本来の味を堪能しましょう。
茹でた後ラップで包むことで、粒がシワシワになるのを防ぎます。
やけどに注意です。

  • 電子レンジで加熱

 1.トウモロコシをラップで密閉して包む。

 2.電子レンジ600wで3分加熱してできあがり。

食べる直前までラップは剥がさないでおきましょう。
(粒がシワシワになるのを防ぎます)

トウモロコシの皮を剥がずに茹でたり電子レンジでチンする方法もあるみたいですが
やってみたところ、草臭さ?青臭さ?が私にはちょっと気になりました。
(私の育てたトウモロコシの草臭がキツいのか‥?)
でも、やっぱりのところ電子レンジ加熱の方がお手軽ですね。
色々な方法で作って食べ比べて好みの調理方法をみつけてみてください^^