芝生の植える前の土壌改良

綺麗な芝生を育てる為の1つ目のポイントは、芝生の張り方です。
どんな植物でもそうですが、生育に適した状態にした土へ植える事が、今後の芝生ライフを加速させてくれます。
私も、芝生を植える前に、多くのサイトから知識を得させて頂きました。
そのおかげで、今では青々とした芝生に成長させる事が出来たと思っています。

しかし、私の場合、土地の広さがある程度広範囲(40坪程度)の為、土壌改良などの処置を一人で行うにはかなりの労力が必要である事が容易に推測できました。
そこで、このサイトでは、一般的(他の情報サイト)で良いとされている方法に加え、私自身の体験を元に、省いてしまってもいい部分など実用的なエッセンスを取り入れています。もし、間違っている内容があった場合には遠慮無く、ご指摘頂ければと思います。(芝生の植え方はこちらのページです。)

手順

芝生を植える時期

芝生植えの作業は、芝生の生育期の前までに済ませておくことがポイントです。一般的には、春か秋が良いとされていますが、私の場合は5月に行いました。(品種は姫高麗芝です。西洋芝などの種から植え付ける場合は異なります)
理由としては

  1. 芝生の生育期が5月~10月頃である事
  2. 芝植え直後の水やりが楽である事
  3. その年の夏には、緑を楽しめる事
  4. 季節的にも芝張りの作業が楽な事

の4点がありました。色々と調べた甲斐があったのか、6月の梅雨時期には、目地も見えなくなり一面が緑のジュータンです。
(西日本や太平洋側などの温暖地域ではほぼ一年中植える事が可能な様です。)

4月に植えて5月の様子

※4月にベタ張りで植えて1ヶ月後の様子

夏や冬に、「芝生を植えたい」と思う事もあるでしょうが、そこはじっと我慢してください。
何故なら、夏に植えると暑さで枯れてしまいますし、冬は生育期では無いので、いつまで経っても根付きません。そもそも芝生自体の購入が困難です。そんな時は、来年の春に植える為の準備をしておくと後々のスケジュール調整が楽になります。

私の場合、思い立ったらすぐ行動に移したい性格(笑)なので、品種の選定・土壌作りから整地、芝張りまでを3週間で終わらせてしまいましたが(2ヶ月程度あれば余裕)、スケジュール的には、かなりタイトできつかったです。

結果、芝生を5月に植える為には3月頃から、土壌改良などの準備に取りかかっておくと良いでしょう。

植える場所

芝生は、日陰の場所では生育状況があまりよくありません。我が家でも朝日だけが当たるエリアと、朝から夕方まで日が当たる場所では、生育状況は全く異なります。
日陰エリアは大体3週間に1度程度芝をかれば、綺麗に保てるのに対し、日当たりが良いエリアは1週間に一度芝刈りを行っています。
日当たりが良いと上へ上へと伸びる速度も早いですが、頻繁に刈ってあげれば密度の高い芝を育てる事が出来ます。

芝植え前の土壌作り

芝生を張る為に欠かす事の出来ない重要な作業が、土壌改良です。
良い土にする事で、80%成功したと言えるのは事実ですが、今後のやる気の80%がそがれる事も否定出来ません(^^:
しかし、芝生は一度張ってしまうとなかなか土の入れ替えを行う事は出来ませんので、ここは一つ作業後のビールの為に汗を流して頑張りましょう!

土壌改良の目的

  • 根付きを良くする(フカフカの土)
  • 後々の健康を保つ(水はけ)
  • 管理を楽にする(芝刈り)
  • 見た目の綺麗さを作る(デコボコを無くす)

1、石などを取り除きフカフカの土にする

芝生の土壌改良

芝生の土として好条件なものは、一番に水はけが良い事です。
水はけが良い土、すなわち砂の粒が粗いものが良いと考える事が出来ます。新築で引っ越したばかりの庭は様々な砂
土が混じっています。我が家もそうでしたが、南側の庭は粘土質で非常に固い土。北側は建築の時に出たと思われる
コンクリートの固まりや自然の石などが出てきました。このまま芝を張ってしまった場合、南と北側で生育スピード
が明らかに違うであろう事は容易に想像できます。

このような状況の庭を水はけの良い土壌にする為にはいくつか方法があります。
A、土を掘り出し、新たな土を購入し入れ替えを行う
B、土を掘り出し、掘り出した土をフルイにかけた上で、掘った場所へ戻す
C、現状の庭を掘り起こさずに、土を購入して上からかぶせる

私の場合、Bを実践しました。この方法のメリットは、自分の力のみで土壌改良が行えて、費用がかからない所に
あります。
逆にデメリットは、芝生を植える面積が広いとかなりの時間と労力が必要になる点です。

色々なウェブサイトや本を参考にしてみると、『既存の土を利用する場合は、20~30センチを耕し、石などを取
り除いた方が良い。』
と書かれています。(2,30センチの根拠としては、芝の根っこがその程度まで伸びる為です)
水はけが良い事にこした事は無いですが、水持ちが悪い事も良くありません。水持ちと水はけは矛盾するように感じるかもしれませんが、要はバランスが大切なのです。

また、住んでる地域が雨の多い地域なのかや、頻繁に芝生に立ち入るのかなども考慮し、土壌を作ります。
一年を通して雨量の多い地域であれば、水はけを重視して考えた方がバランスが取れますが、雨量の少ない地域であ
れば、後々の水やりを考慮し、保水性の高い土を使用する方が良いでしょう。


(頻繁に芝生に立ち入る環境にあれば、踏圧によって、年々土が固くなってしまいます。それを緩和する為には、
地下30センチより深い位置に3ミリ程度の石を5センチ程度敷き詰め、その上に芝生の目土を20センチ入れます(目土とは?)。または目土に専用のゴムチップを混ぜる事で踏み固められる事を防ぐ事が出来ます。
芝生保護様ゴムチップ
通常の場合であれば、必要はないと思いますが、念には念を・・という方は参考にされてみてください。

一番間違いの無い方法は『A土を掘り出し、新たな土を購入し入れ替えを行う』だと思います。既存の土には雑草
の種やら雑菌が混ざっており、それらを取り除く事は難しいので、新しい綺麗な土に入れ替えてしまう事で、芝張り
直後の雑草の生え方に差が出ます。
デメリットは費用が高くついてしまう点です。残土の処理から新しい土の搬入などは、なかなか一人で行う事は出来
ませんので、現実的には業者の方にお願いする形になります。

費用を安く済ませるにはがお奨めですが、デメリットは、芝生を植えた後の生育スピードが
遅い事と、水はけが悪いケースが多いので、雨期などにはキノコが出てきます。
現状の庭の高さに何センチの土を入れるかで結果は変わります。

業者に頼まず自分で出来る無難な基準として、
庭の広さが10~20坪程度なら、【A、土を掘り出し、新たな土を購入し入れ替えを行う】
庭の広さがそれ以上なら、【B、土を掘り出し、掘り出した土をフルイにかけた上で、掘った場所へ戻す】
【C、現状の庭を掘り起こさずに、土を購入して上からかぶせる】
が良いのではないでしょうか。

土地に傾斜を付け水はけを考える

芝生を健康に管理する為には、乾燥と日陰に気をつけてください。
ただし、水はけが悪くとも健康に管理する事が出来ません。(う~ん、矛盾していますね^^;)
乾燥に弱いから水が必要。しかし水はけが悪いと健康的ではない。(う~ん、やはり矛盾しています・・・)

簡単に説明をするなら、芝は新鮮な水が好きという事になるのだと思います。
人間も水は必要ですが、水の中で生活をし続ける事は出来ません。水が欲しい時に新鮮な水を飲めば生きて行けます。
芝生も同じなんでしょうね。水は成長の為に必要ですが、湿度が高すぎると、雑菌が繁殖したり、根腐れを起こしてしまい、
不健康な状態になります。
ですので、与えた水はあまり日数をかけなくとも、乾燥する状態がベストであり、乾燥したらまた新鮮な水を与えれば良いという事です。

傾斜が無い場合:土と芝

傾斜がある場合:土と芝

土地に傾斜を付ける事で、水はけの悪い土壌でも中心部に水たまりが出来る可能性を減らす事が出来ます。
傾斜を付ける方向は、家側が高くなり、反対側が低くなるようにしてください。逆に傾斜をつけてしまうと、恐らく家がジメジメしちゃいますので、ご注意下さいませ。

基本的には芝生は一度植えてしまうと、張り替える事はなかなか出来ません。今後の芝生の生育はこの土壌改良に80%以上かかっています。芝を植えた後の目土は安いもので済ませても、基礎の土には少し高価なものを使用した方が、土自体が固まりにくく水はけをキープ出来ます。

芝を植える為の準備ができたら次は、芝の購入と芝植え作業のページをご確認ください。




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